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西長堀ガーデンハイツをより良いマンションにするための管理考察

大阪市西区にある分譲マンション「西長堀ガーデンハイツ」をより良いマンションにするために現役住民が正直に綴り、真剣にマンション管理について考え、問題点をあぶりだし、改善につなげるために住民に喚起を促すブログ

管理会社の実態を知る(1) 過酷なフロント社員

このブログのアドレスは

https://bettergarden.blog-fps.com/   です。
ブックマークはこのアドレスにお願いします。

ここから以下が本稿の記事です。

マンション管理を管理会社に委託する場合にマンションの管理組合と管理会社のかけはしとなるのがいわゆる「フロント担当」とか「フロント社員」と呼ばれる管理会社の社員です。

ある大手のマンション管理会社では中途採用者が8割を超えるそうです。

言い換えれば、新卒では人が集められないか、新卒で入社してもほとんどの人が辞めていくということです。

そこで働いておられた方に聞いたところ

そこの営業所が開設してから30年以上たつそうですが、30人いるフロントで100パーセント中途採用で平均勤続年数3~5年程度だそうです。

フロント社員を続けるメリットとしては

1.採用されやすい(新卒ならほぼ確実)
2.なり手が少ないため、よほどの犯罪でも犯さない限りクビになりにくい
3.なり手が少ないため、学歴は関係ない
4.耐えていればとりあえず生活はやっていける

当マンションの管理会社のように親会社がマンションを建設しているいわゆるデベロッパー系の会社なら管理物件が途絶えることはないので生きていけます。

しかしデメリットは数多い

私たちの管理会社のホームページを見ると

担当者は一人の担当物件を10程度にしている

とそれが売りでプラス要素のように書かれています。

しかし、通常は一人で平均10のマンションを担当するわけですから、単純に毎月理事会を行う管理組合が全部土日に理事会を行い、参加するとすれば、すべて土日は出勤になります。

事実、フロント社員の多くは土日の8割が理事会や総会で出勤となり、平日に代休を取ってもほぼ必ず電話が鳴ります。そのため、メンタルが崩壊して退職する方が多いそうです。

それに同じ不動産業界でも感謝され、称賛される設計や建築の分野とは違い、マンション管理は「クレーム産業」です

管理組合や区分所有者からの突き上げもきついでしょう。

どうしても「ありがとう」ではなく「ちゃんとやってくれ」「何やってるんだ」と責められることの多い職種です。


「マンションフロントの日々」というブログがあります。

1日の流れや、サボり方まで書かれています。

https://ameblo.jp/mfjob/entry-12790348650.html

「この仕事の最大のコツは顧客(管理組合・区分所有者・居住者)からの電話を角が立たないよう、なるべく取らないようにする。これに尽きると思います」

「ストレスの発生源のほぼ全てと言っていい、対応の必要がない顧客からの電話を角が立たないよう、上手くなくす、いなしていき、仕事を終わらせる事につきます」

フロント社員の本音のようですね。


もう一度言います。

一人で10のマンションを担当ってそんなに簡単じゃありませんよ。

しかも職の性質上、10年もやっていない(いや、できない)人がほとんど

これじゃあ真面目過ぎる人は潰れてしまうのでは?

しかし、10件担当するとしても、それらのマンション一件一件は全て所有者にとってはかけがえのない財産です。

手を抜かれたらたまりません

フロント社員がかわいそうなのはわかりますから、本当にジレンマです

以前の記事で書きましたが、

私たちのマンションを考えてみると、営業利益率からの単純計算ですが、管理会社は月に18,000円程度しか利益が出ません。

うちのマンションのフロント担当の社員が10件頑張っても計算上会社の利益は18万円。

これってその社員さんの1か月分の給料にもならないでしょう?

この状況ですから、担当物件数を減らせるはずもありません。

このようにメンタル崩壊寸前にまで追い込まれている社員さんが私たちと管理会社の窓口なのです。

正直、このように社員を酷使し、追い込むビジネスはもう限界なのではないですかね

よほど運よく人間的に素晴らしい社員さんに出会わなければ、どこかでマンションの管理に狂いが出てくるのは当然ではないでしょうか。

フロント社員さんもそりゃ全部きちんとやって「ありがとう」と住民に言われたいですよ。

みんなその人なりには一生懸命でしょう。

家族がある人もいるでしょうし、子供さんもいるかもしれないです。


ただ、マンション住民の立場として見れば、やっぱり無理がありますよ。

現にこのマンションでも同じ管理員の問題点が何も改善されないまま、フロント社員は3人目です。

なぜでしょうか。

社員は会社の指示で動きます。

当然ですよね。

フロント社員さんだって

「これじゃダメなのでは…」
「これは無理じゃないのかなあ…」

とわかっているのではないでしょうかね。

ただ、会社の意向が何よりも最優先ですよね。

私が思うに、結局は、このマンションは管理会社にとってはいいお客さんではないのでしょう。

どこの会社でも優秀なスタッフは大切な取引相手に当てますよね。

失礼があってはいけない相手にはより優秀な者を遣るでしょう。

いや、このマンションのフロント社員がどうこう言っているのではありません。

もともと無理があると思うんです。

でもそんな中でもスーパーマンのような社員もいるはず。

そういう人はみんな利益の出るマンションに充てられるでしょう。

規模が大きく、築年数が浅く、修繕積立金も潤沢、そしてこれから大きな修繕工事が引っ張れるマンション

これがマンション管理会社にとってのいいお客、つまり大切な取引相手です

もう一度言います。

規模が大きく、築年数が浅く、修繕積立金も潤沢、そしてこれから大きな修繕工事が引っ張れるマンション

これがマンション管理会社にとっての大切なお客です。

うちのマンションはどれもあてはまりませんよね。

もうお互いにメリットがないんじゃないでしょうか。

皆様はどう思われますか?
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