西長堀ガーデンハイツが建ったころは、管理会社に対して管理組合が圧倒的に優位な立場にありました。
しかし、今はもう
管理会社が管理組合を選別する時代です。
管理会社は自分たちの利益にならない不採算のマンションを切り捨てる時代になっています。
昭和時代から生きてきた現在の60代以上の住民の方には信じがたい現実でしょう。
しかし
それはまぎれもない真実です。
インターネットがどの家にもつながっているようになってから長く見積もってまだ25年程度でしょうか。
10年前の2015年にはスマートフォンの所有率が50パーセントほど。
2021年には90パーセントを超えました。
現在の管理組合とマンション管理会社の関係や内情はインターネットのあちこちに書かれています。
経緯から考えて数字的に高齢者と呼ばれる65歳以上の方々にとってはインターネットで情報を集めるのはまだまだ難しいようです。
そういう事情もあってか
年配の住民の方々の中にはマンションの管理会社を自分たちのために動いてくれる「味方」だと認識している方も多いようです。
また、その世代の方々は、
自分たちがお客さんだという意識も強い。
実は
もうそのような考えは通用しない時代になっています。
まず、
マンション管理という仕事が顧客の満足と会社の利益を両立できるほど甘っちょろいビジネスではなくなっているということです。
管理会社の業績を見れば
マンション管理会社が普通に業務を行っていてはロクに利益が出ない業種だということが容易にわかります。
インターネットの掲示板にも同じような内容が書かれていますが、ここでは出典も挙げながら考えていきます。
ここのサイトを参考にさせていただきました。
https://mansionkanri-erabi.com/
私たちのマンションの管理会社は
令和07年03月の集計での業績は
[営業利益率] 3.0%
[経常利益率] 2.9%
となっています。
本当に厳しい業界です。
「営業利益」とは本業での利益を指します。
単純に計算するわけにはいかないでしょうが、この[営業利益率] 3.0%を私たちのマンションの管理委託費で計算してみると、管理会社が西長堀ガーデンハイツから毎月入ってくる委託料は60万円弱。
この約60万円はあくまでも「収入」で、その中から必要経費や人件費を差し引いたものが利益になります。
パーセンテージから計算すれば、利益は1か月に18,000円ほどです。
月に60万円近くお金が入ってくるのに利益はわずか18,000円しかないのです。
もちろん、管理しているマンションには利益の高いマンション、低いマンションがあるでしょうから一概には言えませんが。
だから、管理会社は必死に設備工事や大規模修繕工事に参入して、本業のマンション管理以外での利益を増やさなければならないのです。
だから、安易に管理会社に設備工事や大規模修繕工事をさせれば、何割も高いマージンが上乗せされ、高い金額になり大損をすることになります。
財務状況を見ても、マンションの管理会社が苦しいのは明らかにわかります。
しかし、それを私たちが支払うお金を値上げしてまでその利益を支える必要がありますか?
身分不相応になったものは変える必要があります。
今までベンツに乗っていたとしても、無理になったら普通車や軽自動車にしますよね。
そうしなければ、管理会社の利益のために私たちは余分なお金を払うはめになります。
個人的に管理会社が大好きで儲けさせてあげたいのなら個人で献金や寄付すればいいのでは?
マンションの所有者全員に管理会社の利益のために諸費用を値上げするなどあってはならないと思いませんか?
皆さんはどう思われますか?
[参考記事]
(東洋経済オンライン)
「実は続出「マンション管理会社が突然撤退」の怖さ」
https://toyokeizai.net/articles/-/466647